以下の一般質問通告書は、9月1日に議長あてに提出したものですが、他の議員との重複も考え、若干多めに通告しています。したがってヒアリングや質問原稿作成時の時間配分の検討により、質問項目を減らす予可能性があることをご承知おきください。


議事録は、もっと下です。

平成15年9月定例会 一般質問通告書

1、新清掃工場建設について
(質問主旨)8月に新清掃工場を建設する共同企業体が決まった。いよいよ建設・稼動に向けた一歩が踏み出されるわけだが、まだまだ、不安な点も多い。
 
他の自治体に眼を向けてみれば、次世代型のごみ処理方法として脚光を浴びてきたRDFが、重大な事故を起こしてしまった。幸いにして、ガス化溶融方式の清掃工場の大事故はないようであるが、各地の実績、発注仕様書に基づいた各種質問をし、安心して今後のごみ行政が推進されることを期待し、質問する。

(1)日立造船製ガス化溶融炉について
@予定価格の設定と落札価格の妥当性について
A稼動実績の把握と評価について
(2)新清掃工場の回収資源計画数値について
@スラグ生産量

A資源回収金属量
B
発電量
(3)回収資源の売却予定について
@   スラグ、鉄、アルミニウム等の売却先
A   スラグ、鉄、アルミニウム等の売却見込み金額
(4)運転管理委託と維持管理費について
@   委託する運転管理人員と市の職員は何名か
A   今後、運転管理人員増の可能性はあるのか、その場合の委託費は
B   今後の委託費は、物価の動向を参考ということだが、誰がどのように判断するのか
C   運転管理業務以外の委託を考えているのか
D維持管理経費がトンあたり1000円以上になった場合のメーカー責任は
(5)メーカー保証について
@   なぜ、保証期限が3年か
A   耐用年数とメーカー保証

2、豊田スタジアムについて
(質問主旨)豊田スタジアムもオープン以来、多くのイベントを開催し、それなりの評価もされている。また、管理委託されている株式会社の営業努力により、会社としては単年度黒字を計上するに至った。
 しかしながら、施設上の不備や維持管理費がかかり過ぎるという構造上の欠陥も数多くある。そこで施設の所有者であり、株式会社豊田スタジアムの筆頭株主でもある本市に豊田スタジアムの今後について各種提案も含め、質問する。

(1)施設命名権(ネーミングライツ)について
@   資金調達の一環として施設命名権の売却の考えはあるか
A   トヨタ自動車にトヨタスタジアムとして命名権を購入してもらう考えはないか
B   トヨタ自動車にその気がないのであれば、他の企業に働きかけてもいいと思うが、その考えはないか
(2)電光掲示板の設置について
@   ホーム側ゴール裏にある大型映像装置以外に電光掲示板設置の考えはないか
A   設置にあたり企業等に寄附を募り、設置する考えは
B   設置にあたり市民に寄附を募り、設置する考えは
(3)豊田スタジアム用芝生保護材について
@   使用実績と評価
A   今後の活用
(4)管理委託費の考え方について
@   現状の管理委託費は適正と考えるのか
A   今後もこの程度を考えているのか

副議長(坂部武臣)   21番、岡田耕一議員。

(岡田耕一議員)   私は通告に従い、大きくは2項目の質問をいたします。
 まずは1項目め、新清掃工場について質問いたします。
 現在稼働している渡刈、藤岡、両プラントの老朽化等に伴い、現在、新清掃工場建設計画が進んでおります。そして、建設する共同企業体も決定し、新たな一歩がスタートしました。
 他の自治体に目を向けてみれば、次世代型ごみ処理施設として脚光を浴びてきたRDF(ごみ固形燃料)発電施設は、三重県多度町で爆発事故が、その後、福山市のRDF施設でも火災事故が発生しております。幸いにして熱分解ガス化溶融方式の清掃工場では今のところ大事故はございませんが、新技術の安全性に対する不信感が募りつつあります。
 私は、過去三度にわたり新清掃工場について安全面を中心に質問してまいりました。今回はプラントメーカーが決定したことを受け、各種資料、発注仕様書をもとに維持管理を中心に質問いたします。

 まず中項目一つ目は、日立造船製ガス化溶融炉について質問します。
 今定例会にも議案として上程されている工事請負契約ですが、予定価格が税抜きで約176億円のところ104億2,000万円で日立造船を代表とするJVが落札しました。流動床式である日立造船製のガス化溶融炉が現在稼働しているのは、桜井市、75トン掛ける2炉、福井市、29トン掛ける2炉の2箇所だけです。大型炉では100トン掛ける3炉の高松南部新清掃工場が現在建設中です。新渡刈清掃工場の135トン掛ける3炉は日立造船にとって最大規模となります。

 私は、この落札を受け、急きょ桜井市の新清掃工場を視察し、多くの資料、ご意見をいただき、施設の見学もさせていただきました。
 まずこの項1点目の予定価格の設定と落札価格の妥当性については、昨日同趣旨の答弁があり、低価格入札の調査結果として落札根拠に妥当性はあるということでした。そこで何を根拠に妥当性があると言われるのか、昨日の答弁以外の調査内容を具体的にご提示ください。
 2点目、日立造船製プラントの稼働実績の把握と評価についてです。
 現在稼働している施設は、先程示したとおり、規模の小さいものばかりであまり参考にできないと思われますが、本市として他の施設の稼働データをどのくらい把握し、どのように評価されているのかお聞かせください。

 中項目二つ目は、回収資源の計画数値についてですが、これについては取下げ、引き続き中項目三つ目、回収資源の売却予定について質問いたします。
 新清掃工場検討報告書を見ますと、基準ごみ質2,000キロカロリー/キログラムでの日立造船製のプラントでは、スラグ回収量、日19.9トン、アルミ0.5トン、鉄1.8トンとなっています。これらの数値は搬入ごみの内容によって当然変わってきますが、性能保証として鉄及びアルミ純度は96パーセント以上となっているので売却も十分可能なはずです。そこで質問します。回収されたスラグ、鉄、アルミの売却先及び売却見込み金額をお聞かせください。

 中項目四つ目は、運転管理委託と維持管理費についてです。
 今回の契約では、予想外に低価格で落札されました。そこで心配なのは、建設費は安いが維持管理費が予想以上に高くなるということです。トータル費用で考えれば、他のメーカー、他の方式のほうがよかったと後悔することだけは避けなければなりません。新工場では、運転管理を1人平均年額800万円以下で日立造船に委託することになります。
 そこで、まず1点目、運転管理人員は、資料によりますと33名ですので計算上委託費は年間2億6,400万円以下となります。そう理解してよろしいのでしょうか。また、その場合の市の職員体制はどうなるのかお聞かせください。
 2点目、稼働後運転管理の人員増の可能性はあるのか、その場合の委託費は市負担となるのかお答えください。
 3点目、今後の委託費は物価動向を参考に決めるとのことですが、ここが一番心配です。運転管理がメーカー社員にしかできないのであれば、委託費の交渉もメーカー主導になる恐れがあります。この点は大丈夫でしょうか。
 4点目、桜井市では職員30名分をメーカー委託、そのうち3名が警備員、1名が案内嬢でした。私は運転管理以外の業務はメーカーに一括委託すべきでないと考えますが、市の考えはいかがでしょうか。
 5点目、資料によりますと、1人平均800万円で計算した人件費と維持管理費、8年目までの補修経費を合わせると計算上年平均8億7,600万円がランニングコストとなります。また、建設費も含めた25年間の総費用合計は相当な額になります。実際には年平均ランニングコストをどのくらいと見込むのか、また、現行のストーカー炉と比較してどのくらい違うのかお示しください。

 中項目五つ目は、メーカー保証についてです。
 この項も昨日の答弁で明らかになった部分もありますので、私は耐用年数とメーカー保証について質問します。
 発注仕様書には建築工事関係及びプラント工事関係のかし担保は3年となっており、その他断熱アスファルト防水等は10年保証、ボイラー設備、ろ過式集じん器等は5年保証となっています。施設全体としては耐用年数保証の記載はありません。昨日の答弁では、25年以上良好に運転するということでしたが、実際に25年間も動くのでしょうか。先程の項とも関連しますが、総費用想定に対して修繕費も含めて大幅に費用が増大した場合にメーカーの責任を問えるのか。
 2点目、維持管理費はトンあたり1,000円以下となっていますが、引き渡し後これを超えた場合のメーカー責任をどう考えるのかお聞かせください。
 以上で大項目一つ目を終わります。

 次は、大きくは2項目め、豊田スタジアムについて質問します。
 豊田スタジアムもオープン以来多くのイベントを開催し、一定の評価をされています。しかし、施設の不備や、構造上芝生の生育が悪く、維持管理費がかかりすぎるとい欠陥もあります。そこでスタジアムの所有者であり、株式会社豊田スタジアムの筆頭株主である本市に豊田スタジアムの今後について質問します。
 まずは中項目一つ目、施設命名権(ネーミングライツ)について質問します。
 ネーミングライツとは、スタジアム等のスポーツ施設に資金調達のために企業名やブランド名をつける権利のことで、北米ではメジャーリーグ球場の約5割、プロバスケット施設の7割以上で施設命名権を取得していると言われています。
 国内では、旧東京スタジアムが今年3月から5年契約、12億円で「味の素スタジアム」と命名した例や、神戸市が所有し、オリックス野球クラブ株式会社が管理委託されているグリーンスタジアム神戸が、今年4月から2年契約、2億円で「Yahoo!BBスタジアム」となったことも有名です。このように我が国でも施設命名権を販売して資金調達を行う動きが出てまいりました。
 横浜市でも、横浜国際総合競技場の施設命名権を売却する企業を募集しました。横浜市は年間5億円程度で5年間以上の契約を希望し、2か月行った募集は、63社に対して説明を行い、最終的に数社との間で具体的な条件交渉をされたそうです。しかし、残念ながらいずれも横浜市が希望する条件には至らず、合意できなかったそうですが、今後随時交渉を進めるとしています。
 私も豊田スタジアムにおいて管理委託費の市からの持出し額を最小限にするために年間1億円から2億円程度の施設命名権売却を考えるべきだと思っております。

 そこで1点目、豊田スタジアムにおいて、本市では芝生広場も含めて施設命名権売却の考えはあるのか。
 2点目は、企業に対する働きかけについてです。
 現在でもインターネット上では豊田スタジアムのことをカタカナでトヨタスタジアムと呼んでいる方も多くいます。また、本気でトヨタ自動車が作ったスタジアムと思っている方も多くみえます。そこでトヨタ自動車にカタカナでトヨタスタジアムと命名権を購入してもらう考えはないか。また、トヨタ自動車にその気がないのであれば、他の企業、企業グループに働きかけてもいいと思います。他の自動車メーカーに働きかけてスタジアム内のトヨタ関連企業の広告がすべて引き揚げられても困りますが、他の企業も含めたネーミングライツの考えはないのかお聞かせください。
 中項目二つ目は、電光掲示板の設置についてです。
 豊田スタジアムにはトヨタ自動車から寄付をいただき市税で設置した可動式の大型映像装置があります。サッカー観戦はもちろん、コンサート等の各種イベントでは移動して使用でき、利便性の高いものになっています。しかし、主目的であるサッカー観戦において、特にグランパスのホーム側である北側ゴール裏スタンドからは大型映像装置が見えず、サポーターからは大きな不満が上がっています。スタジアム建設に一貫して反対してきた私としては、公費を使ってさらに別の電光掲示板を設置すべきとは言いたくありませんが、一サッカーファンとしては、南側にも電光掲示板が欲しいところです。しかし、南側スタンド上部に設置すれば、ただでさえ日当たりの悪い構造が一段と悪くなってしまいますが、100席ほどの座席を犠牲にすればスペース的には十分設置は可能だと思われます。
 そこで1点目、南側に電光掲示板設置の考えはないか。
 2点目は、寄付による設置の考え方についてです。
 私も含め多くの市民が建設に反対してきたスタジアムに対してこれ以上の公費を投入することは市民感情が許しません。そこで市税を使うのではなく、企業や市民、全国のサポーターに寄付を募り、設置できないでしょうか、所見をお聞かせください。
 3点目、これは名古屋グランパスエイトに対する要望になるわけですが、グランパスサポーターから大型映像装置が見えるようにホーム位置を南側に変更が可能かどうか見解も合わせてよろしくお願いします。

 3項目め、芝生保護材については、質問を取下げ、中項目最後、管理委託費の考え方について質問します。
 平成14年度の市からの株式会社豊田スタジアムに対する管理委託費は4億3,900万円で、会社としては約1億700万円の単年度黒字を計上、単純計算3億3,000万円の補てんとなります。私は芝生広場やスポーツプラザなど維持管理をしている株式会社に対して維持管理費を全く出すなとは言いませんが、芝生広場などの管理で1億5,000万円程度の委託費で頑張っていただけないかと思っております。
 そこで1点目、年間4億円を超える維持管理費を適正と考えるのかどうか。
 2点目、今後もこのレベルの金額を維持管理費として計上する予定なのか。
 以上、よろしくお願いいたします。

副議長(坂部武臣)  宇井総務部長。

総務部長(宇井e之) 岡田議員の1点目の新清掃工場建設についてのうち、日立造船製のガス化溶融炉について、このうちの1点目の質問で予定価格の設定と落札価格の妥当性についてのご質問であります。
 この件につきましては、昨日、岩月議員への質問でお答えしたとおり、予定価格については設定をいたしております。これに対しまして各メーカーの入札価格の積算にあたりましては、社内の経営方針のもと、手持ち工事の状況や資機材の調達の集中購買、海外調達、既設焼却炉のノウハウを生かしてのコストダウンがなされておりまして、低入札価格調査委員会では、発注仕様書及び工事請負書でチェックし、その積算は妥当であると判断いたしております。
 したがいまして、今回の落札価格につきましては、現在の経済情勢の中、最大限価格競争が働いた結果であると思っております。
 以上でご答弁とさせていただきます。

副議長(坂部武臣)   成田環境部長。

環境部長(成田勝利)  新清掃工場にかかる総務部長答弁以外のものを順次答弁してまいります。
 日立造船製の流動床式ガス化溶融炉の実績のうち稼働中のものは、ご指摘のように、桜井市、石川県RDF広域処理組合、福井市の3箇所、なお建設中のものとしては高松地区広域市町村圏振興事務組合、ご指摘のとおりでございます。
 これらのうち稼働中の施設状況調査として桜井市を、また建設中の状況調査として高松広域施設に職員を派遣し、状況の把握に努めてまいりました。両施設とも建設にあたっての技術力、施工能力等には問題なく、高い評価となっております。
 また、調査の段階で判明いたしました若干の不具合事項については、発注仕様書でこれを反映させております。
 次に、回収資源の売却予定ということですけれども、スラグは公共工事における道路等の路盤資材、ブロックなどの建築用資材骨材としての使用を計画しております。

 鉄、アルミニウム等は、入札資格要件のある業者の入札により売却してまいります。
 スラグ、鉄、アルミニウム等の売却金額は、他市の状況を参考にすると、いろいろな条件によって異なっておりまして、その幅も非常に広うございます。一概にいくらになるかということはちょっと申し上げるのは難しいかと思います。
 参考までに、現在稼働中の炉から出ました鉄、アルミ等の売却価格を申し上げますと、1トン当たり鉄については200円から8,000円、アルミにつきましては200円から6万円、スラグにつきましては、0から200円というこれだけの幅がございます。
 見積設計図書におけるメーカー提案の工場の運転に必要な人員はということでございますけれども、現在提案されているのは33名でございます。今後、実施設計を行っていく過程で運転人員調書及び運転管理委託調書により委託人員と市の職員を含め最適な人員配置を検討していくこととしております。したがって、年間の委託については未定ということでございますので、ご理解をお願いしたいと思います。
 今後、検討結果によりまして運転管理人員の変更があります。それに伴う必要な委託費については当然のことながら市が負担することとなります。

 委託費につきまして、今後の市の委託人件費等の推移を参考にこれは積算してまいりたいと思っております。ということは市の職員の人件費につきまして、物価指数の反映というものが当然ございますので、そこら辺が妥当ではないかと今考えております。
 運転管理業務の委託は、施設整備を進める中で明らかにしてまいります。
 水道などの維持管理費、設備補修や定期点検保守などの修繕経費、人件費などの25年間の総費用については現在算出しておりませんけれども、実質的に計算可能な8年間を把握したところ、日立造船の見積もり段階で年平均約8億1,000万円程度と踏んでおります。
 現在の渡刈清掃工場の総費用、平成12年度から平成14年度の3年間平均で年7億7,000万円程度となっておりますので、そんなに大差はないのではないかと踏んでおります。

 最後に、新清掃工場は25年間以上の稼働を目標としております。設計及び施工時点におきまして長時間の耐用が得られるよう資材、機材、施工方法などについて十分な管理を行ってまいります。
 年間総費用及び年間維持管理、ごみトン当たり1,000円につきましては、設計上のかしが明らかになった場合はメーカーの責任を問うものといたします。
 以上、ご答弁といたします。

副議長(坂部武臣)   加藤教育次長。


教育次長(加藤柾志)  岡田議員の2項目め、豊田スタジアムについて答弁をさせていただきます。
 まず1点目の施設命名権についてでございますが、2項目のご質問がございますので一括してお答えを申し上げます。
 豊田スタジアムという施設名称は、スタジアムオープン前の平成12年度に市民の皆さんに名称募集をさせていただき、7,000件を超える応募の中から選ばれたものでございます。スタジアムは計画当初からその運営や利活用に対しまして市民の皆さんや地域の企業等多くの方々に支えていただくことを目標としており、名称募集もこの一環として実施したものでございます。
 現在、豊田スタジアムの運営や利活用は、株式会社豊田スタジアムの企業努力によりまして多くの企業や、そして豊田スタジアムを生かしたまちづくりの会を始めとする市民団体などに支えられながら、おおむね順調に進んでおり、現段階では命名権の売却は考えておりません。
 なお、既に味の素スタジアムなど命名権を売却した実例もございますので、今後特定の企業に命名権を売却することにより起こる影響なども研究してまいりたいと考えております。

 また、類似施設の動向等にも注意していきたいと考えております。
 続きまして、2項目めの電光掲示板の設置についてでございますが、これも関連がございますので一括して答弁をさせていただきます。
 以前から名古屋グランパスエイトのサポーターの方々などからこの件につきましてご要望があることは承知しておりますが、電光掲示板の設置につきましては、既設の建築物への追加工事であることから、耐荷重や配線、配管などの技術的な問題、また電光掲示板の表示内容と、それに伴う設備の大きさの問題、また芝生への日照をさえぎらない設置場所の検討などが必要となります。また、ご提案をいただいた資金の調達方法の検討など解決すべき課題が多くありますので、時間をいただいて研究をしていきたいと考えております。
 それから、ホーム側サポーター席の位置の変更につきましては、名古屋グランパスエイトにも確認をした結果、Jリーグ規約におきまして、ホームチームのベンチはメインスタンドからフィールドに向かって左側に設置することが原則となっております。これに伴いましてホーム側のサポーター席も同じ側に置かれるということでございます。国内のJ1リーグ開催会場でもこの原則が適用されておりまして変更は難しいと考えております。

 最後のご質問でございますが、4点目の管理委託費の考え方について2点の質問をいただいておりますが、一括して答弁させていただきます。
 平成13年7月の豊田スタジアムオープンから約2年が経過いたしました。オープン2年目の平成14年度の決算見込みでは、スタジアムに伴う豊田市の負担額を平成12年に公表させていただいた負担額を満たしている状況にございます。これは管理運営主体でございます株式会社豊田スタジアムの企業努力によるものであると評価をいたしております。例えば広告看板や観覧室の販売実績、業務の効率化等による管理コストの削減、さらには利用者サービス体制の確立や拡大、音楽イベント等の大型事業の誘致など、株式会社豊田スタジアムは民間企業としての利点を発揮し、自社の経営の適正化だけではなくて、豊田市の負担額の軽減にも十分貢献をしております。
 豊田スタジアムの管理運営委託費は十分精査をして支出をいたしておりますが、今後も球技スポーツと各種文化イベント等の共存を前提とする管理運営を基本としながら、株式会社豊田スタジアムと連携し、さらなるコスト低減に努めてまいりたいと考えております。
 以上、答弁とさせていただきます。

副議長(坂部武臣)   21番、岡田耕一議員。

岡田耕一議員   4点の再質問をさせていただきます。
 まず清掃工場の件で入札の関係とメーカー保証に関連することですが、先日、新聞報道等でこんなものがございました。日立造船は全額出資子会社で、国内最大規模の宿泊施設予約サイト「旅の窓口」を運営するマイトリップ・ネットを323億円で売却すると。これによりまして連結純利益の見通しを従来の65億円から130億円に上方修正ということでいい方向なんですが、その後に出てきた記事としまして、それでも今期末で2,000億円規模の連結有利子負債を抱えているということでございました。こういう厳しい経営状況が日立造船でございます。
 こう考えますと、万が一のときに、あってはならないことですが、5年保証も10年保証も無意味になってしまいます。こうした低入札価格の調査の際に、会社としての経営状況、また体力的な問題も総合して大丈夫と判断されたのかどうかお答えを願います。
 次に、回収資源の件でございますが、桜井市の清掃工場から回収された資源、私どのぐらいかということで確認をさせていただきましたところ、スラグは現在、全量大阪湾に埋立てでございます。それから鉄はトンあたり9,000円、アルミもトンあたり3,000円でお金を出して引き取ってもらっているということでございました。先程は200円から8,000円、2,000円から6万円ということで高額なお金が得られるようでございますが、本当にこれを聞きますと、純度96パーセントというのは本当に大丈夫かなと。私、現物を見させていただいたんですが、流動床式ということで中に砂が入っているわけです。そういうことから考えますと本当にアルミ、鉄、純度の高いものが果たして高価格で売却できるのか、その辺が非常に不安でございます。
 そういうことを考えますと、もし万が一アルミ、鉄について品質が悪ければ、96パーセントの純度が保っていないということが明らかであれば、日立造船が買い取ってくれるかどうか確認をしたいと思います。
 それから、ネーミングライツの件で、研究はしていきたいということでしたが、前向きな答弁ではございませんでした。実際岡山市では将来の施設命名権売却に備えまして都市公園条例を改正して、「アクションスポーツパーク、それから岡山ドームに名称をつける権利を認めることができる。」そのような条項を条例に追加したそうでございます。実際にまだまだ今では考えられないということかもしれませんが、このように市のサイドだけでも準備を進めていくことは可能だと思いますが、その辺を併せてお願いします。
 最後に、スタジアムの維持管理費についてですが、平成14年度は黒字転換、株式会社の総会資料にも明らかになっておりますが、そして会社の営業努力、それから広告主さまのご理解には大変感謝しておりますが、実際に平成13年度に会社の負担を少なくするために豊田市都市公園使用料条例を改正して、本来市に入るべき広告看板、それから観覧室の使用料を減額しております。これがそのときの答弁で言いますと6,000万円程度ということでございましたので、本来は豊田市に入るところがスタジアムの利益になっているところであります。そう考えますと、ネーミングライツにかかわらず様々な営業努力をさらに株式会社にもしていただきまして、できる限り維持管理費を少なくする、豊田市からの持出しを少なくする努力をお互いに考えていく必要があると思うんですが、そのあたりをよろしくお願いいたします。

副議長(坂部武臣)  宇井総務部長。

総務部長(宇井e之)   経営状況につきましては、十分大丈夫だという判断を持っております。
 以上で答弁といたします。

副議長(坂部武臣)   成田環境部長。

環境部長(成田勝利)  鉄、アルミ等の売却につきまして、万が一というとき日立造船に引き取らせるかということは全く考えておりません。より高い価格で入札できるよう期待しております。
 以上、ご答弁といたします。

副議長(坂部武臣)   加藤教育次長。

教育次長(加藤柾志)  岡田議員の2点の再質問にお答え申し上げます。
 まず施設命名権でございますけれども、これは現在の豊田スタジアムという名称の決定の経緯から直ちにこれを変更することができないと。ただし、将来に向かってはいろいろ情報収集、その他対応に備えていきたいというような趣旨で申し上げたところでございます。
 それから、維持管理でございますけれども、当然営業努力を先程申し上げたように企業側にやっていただいておりまして、さらなるコストが低減できるように引き続いて努力をしていきたいと考えております。
 以上でございます。

副議長(坂部武臣)  以上で21番、岡田耕一議員の質問を終わります。