平成18年9月定例会 議案質疑 会議録

○議長(水野慶一) 次に、34番、岡田耕一議員。

○34番(岡田耕一) 私からは、議案として4議案質疑させていただきます。
 まず第1点目でございますが、議案第110号豊田市立学校設置条例の一部を改正する条例についてでございます。
 先ほど大村議員からも質疑がございましたが、私からは違う観点で質疑をさせていただきます。
 今回の美山幼稚園の民間移管に伴う廃止の案件でございますが、民間移管に伴うということは、先ほどお話もありましたとおり、保護者等の不安は相当あるわけでございます。そんな中で今回は第三者評価をするということである一定の理解が得られているのでないかなと思うんですが、第三者評価としては今年度から実施するということは伺っておりますが、その実施状況並びにこの美山幼稚園についてはいつごろ実施される予定かお聞かせをいただきたいと思います。

 それから、続きまして議案第113号豊田市立保育所条例の一部を改正する条例についてでございます。
 これは志賀・古瀬間統合園の益富保育園の設置に伴う廃止とともに、足助地区にあります新盛保育園が廃止される案件でございますが、これは足助町時代からの計画だったというふうに伺っておりますが、本市における保育園の廃止の基本的な考え、条件につきまして確認をさせていただきたいと思います。

 続きまして、議案第121号平成18年度豊田市一般会計補正予算についてでございます。
 3款3項6目地区児童施設の児童館費2,100万円についてお尋ねいたします。
 これは藤岡中央児童館のプレハブ仮設児童館の借上費2,100万円の計上でございますが、旧豊田市内の児童館設置で言いますと現状2施設、また旧町村地区では藤岡地区にもう1箇所並びに小原地区に2箇所、稲武地区に1箇所ございます。
 今さら言うまでもなく、児童館とは、児童福祉法第40条に規定されている児童更生施設の一つで、健全な遊びを与えて、その健康を増進し、または情操を豊かにすることを目的としている施設でございますが、近隣で言いますと、岡崎市、知立市などが小学校単位で設置をしているものでございます。
 こうしたことからするときに、今後の全市での児童館整備の考え方並びに現在設置されております、先ほど申し上げましたが、児童館の今後の再整備方針、計画があるのかどうかあわせてお尋ねをしたいと思います。

 続きまして、8款5項4目道路特定費800万円についてでございます。
 これは自転車を活用したまちづくり調査費ということでの計上でございますが、今まで本市の場合は自転車道の関連につきましては国道の拡幅に伴う実施はしておりますが、積極的な道路整備、自転車道専用レーンについては進んでおりませんでした。これらのことがありますが、今回800万円の委託ということで計上しておりますが、本市としてどのような思いを持って今後どういう方向を目指して調査をされるのか、お聞かせをいただきたいと思います。

 最後に、議案第125号工事請負契約の締結について(豊田地域医療センターの増築工事)、契約金額として4億3,000万円余についてでございますが、今回はご説明いただきましたとおり、増築工事は個室の充実ということで増床計画とは関係ないと伺っておりますが、今回、一般質問等々でもお話がありました医療センターとしては30床の増築計画がございます。これを聞きますと、今回ちょっとタイミング的には待ちまして一体整備したほうがより効果的に、また財政的にもいいのかなというふうに個人的には思うわけですが、なぜこのタイミングで整備しなければならないのか、お聞かせをいただきたいと思います。
 また、あわせまして先日、一般質問での答弁で鈴木市長は、今後、医療センターのあるべき方向うんぬんというご答弁もありました。今回、例えば増築工事をし、また今度増床時に改修を実施した場合、非常に施設が充実したよと、その後に医療センターの新築うんぬんという形だったら非常にもったいないかなというふうに思うわけでございますが、この医療センターの移転新築ということは相当後になってしまうのか、どのように理解したらいいのか、あわせてお聞かせをいただきたいと思います。

○議長(水野慶一) 中根子ども部長。

○子ども部長(中根宏昭) 順次ご答弁申し上げます。
 まずは議案第110号関連でございまして、第三者評価制度の実施状況はどうかということでございます。
 民間移管の条件の一つとしまして、移管園の第三者評価の受審を義務づけております。この受審については、原則移管後2年目の年に受審するという予定で現在進めております。
 評価の内容につきましては、理念や基本方針、職員の質、地域との関係、利用者の安全確保、保育環境等々最低でも85項目ほどございます。今年度の12月、初めて青木、平芝、若葉、みずほ保育園、この4園で実施する予定でございます。結果についてはホームページに掲載するわけでございますが、美山幼稚園につきましては、移管後2年目の平成20年に実施する予定でございます。
 それから、議案第113号の質問でございますけれども、廃園の市の基本的な考え方、条件ということでございますが、一つには、児童数、やはり集団生活を行うのに可能な人数というのが最低必要かと思います。やはり保護者としても集団で保育していただきたいという思いが強うございます。
 したがいまして、1園10人程度を一つの目安としているわけでございますが、やはり将来的な人数も当然影響します。今後の児童の推移、それと園施設のいわゆる老朽化の状況、そういったことも勘案しまして慎重に検討しているわけでございますけれども、やはり地元の皆さん方の意向も当然これも大切でございますので、保護者等の関係者の理解も得ながら進めております。
 もう1点が志賀保育園・古瀬間保育園のケースでございますけれども、これも老朽化が進んでいる施設二つを統合するといったことでございまして、それによって保育サービスの拡大、言ってみれば効率的な園運営でございます。特に志賀・古瀬間については、ここで乳児保育といった新たな保育サービスが展開できるということで二つを統合するということでございます。
 もう1点が議案第121号の児童館の予算の関係ですが、児童館の整備でございますけれども、豊田市の方針としまして、従来から児童館施策については取り組んでいないわけでございまして、より身近な地域での整備ですとか、利用の観点から、例えば交流館事業の展開、それから自治区集会施設、そういったものへ補助金を出すなどして実際には児童館整備はしておりません。
 ところが合併によりまして先ほど議員おっしゃったとおり、小原、藤岡、稲武、実際には児童館がございます。市の一つの新たな方針を少し決めさせていただきました。基本的には、従来の方針どおりでございますけれども、一つには新たな児童館整備はしていかないということ、それから現在、児童館として機能している施設については、直営で当然管理をしてまいりますということ。それと児童館なんですけれども、実際には機能していない施設も中にはございます。そういった施設については児童館認定を廃止しまして公の施設から除外をしてまいります。
 現在、藤岡は中央児童館と南部児童館がございます。それと稲武の児童館については、引き続き直営で管理します。児童更生員さんもおみえになりますし、いろいろな講座もやっていただいております。
 それと竹、あと小原の2館につきましては、児童館認定を廃止して自治区に譲渡する方向で現在調整を進めております。
 いずれにしましても今後、児童館をどうするかといったことについては、放課後子どもプラン、それと子どもの居場所づくりの中である程度方向づけをしてまいりたいと考えております。
 以上でございます。

○議長(水野慶一) 杉本建設部長。

○建設部長(杉本鉄美) 特定道路費の補正でございます。
 クルマのまち豊田市として、環境にやさしい持続可能な交通モデル都市を実現するためさまざまな事業、対策を今講じています。そんな中で無公害で健康的都市内交通として有能である自転車の活用に着目し、通勤・通学・観光・健康等の視点から自転車を活用したまちづくりを目指し、調査を行うものでございます。今年度については、現状を把握する中、早期に事業化でき、事業効果の上がる整備区域、路線の抽出を行うため、委託費を補正するものでございます。
 以上です。

○議長(水野慶一) 鈴木福祉保健部長。

○福祉保健部長(鈴木吉成) 議案第125号の地域医療センターの増築工事にかかわる質問で2点でございますけれども、まず1点目につきましては、今回の増築工事の目的は、主要事業でも明らかにしていますけれども、救急外来、それから検診部門で不足する診察室、それから点滴室等の場所の確保、それと病床等の療養環境整備を行うということを目的としておりまして、特に救急外来につきましては、混雑時に中待合室の点滴実施への苦情というものが発生しておりまして、これは好ましい状態ではないというふうに我々理解し、それから検診部門につきましても、やはり乳がん検診などの女性の検診の拡充が急務であるという状況下に今ございますので、そういう意味で一日でも早い整備が必要と我々は判断しております。
 それと、こういう視点で平成17年度に設計実施を既に済んでいるという状況でございます。
 それから、先ほど増床の話がございますけれども、現段階では県において審議途中ということですけれども、もし認められた場合ということを想定しますと、当然そのスペースが必要になるんですけれども、今回はこの増築工事によりスペースが確保できることから、増床が認められた場合、増床に必要な改修がスムーズに実施できるというふうに考えております。これが1点目です。
 2点目につきましては、明快な回答は少しできないかと思いますけれども、現在、医療対策懇話会におきまして検討部会を設けまして地域医療センターの今後のあり方について検討している最中でございます。
 その内容は、平成17年度の医療対策懇話会の提言にありました地域医療センターの建替えについて、現在地の建替え、機能分担により一部機能を現在地からの移転、全面移転、その選択についても課題として現在取り上げて検討していただいている状況でございますので、したがって、現在そちらのほうの検討はまだ結論に至っていない状況でございます。
 今、議員が言われましたけれども、一昨日、市長が地域医療センターの今後のあり方については、議会と相談して方向性を出していきたいという考えを述べておられますので、それで答弁とさせていただきます。よろしくお願いします。
 以上です。

○議長(水野慶一) 以上で質疑を終わります。