平成19年9月定例会 一般質問 会議録

○議長(岩月幸雄) 次に、34番、岡田耕一議員。

○34番(岡田耕一) 私は、通告に従い大きくは2項目の質問をします。
 まずは1項目め、児童生徒のための教育環境整備について質問いたします。
 本市では、平成19年度予算として校舎再整備事業が新設されました。今まで各種教育環境の整備について改善を求めてきた者として感謝しております。そこで早急に子どもたちが学習しやすい環境に再整備されることを期待し、以下4項目について質問します。
 まずは中項目一つ目、校舎の再整備はできる限り校舎内装を木質化すべきという趣旨で質問いたします。
 本市では、現在、豊田市森づくり基本計画についてパブリックコメントを実施しております。その素案の中の木材利用促進プロジェクトでも地域材活用を目的とした市立の幼保育園、小中学校の内装材及び机、いすなどの地域材の活用促進が明記されております。
 私も教育施設の地域材活用に強い関心を持ち、ここ数年間多くの調査をしてまいりました。そこで長野県、埼玉県、ときがわ町が合同で実施した学校の内装木質化に関する共同研究について報告いたします。
 これは平成16年から3年間にわたり2県、1町が合同で調査され、平成19年3月に報告書がまとめられたものです。平成16年度には内装木質化校と非木質化校の比較、平成17年度は内装木質化校の木質化前後の比較を行いました。
 そして、児童生徒へのアンケートでは、木質化した学校では冬でも寒くない、教室が明るい、床や壁に愛着を感じる、歩く音が響かないなどの回答が多かったそうです。また教師アンケートでは、厚生労働省が発表している疲労蓄積度自己判断チェックリストを利用して教師の日常の疲労度等を質問したところ、教師のイライラ度が減り集中度が増したそうであります。
 また、揮発性有機化合物調査では、木質化後数年間経過した教室でもリラックス効果があると言われる木材に含まれる成分の放散の持続性が確認できたということでありました。
 まとめでは、学校内装木質化が快適な学習環境を提供するために一定の効果が期待できることが明らかになったとしております。
 そこで質問です。このようにさまざまな効果が確認されている校舎木質化は、本市でも改築されました挙母小学校や我が母校、美里中学校等でも実施されております。本市として木質化することによる効果をどのように認識されていますでしょうか。

○議長(岩月幸雄) 笠井教育次長。

○教育次長(笠井保弘) 木材を利用した空間は、コンクリート等の無機質な空間に比べ子どもたちの受けるストレスが少なく、情緒や健康によい影響を与えると認識しております。
 木材を活用して増改築を行った学校現場からは、子どもたちが心地よい空間で伸び伸びと過ごしている、教室がやわらかい感じで落ちついた授業ができる、転んだときなど安全である、断熱性があるなどいずれも肯定的な評価をいただいているところであります。
 以上でございます。

○議長(岩月幸雄) 岡田議員。

○34番(岡田耕一) では、校舎再整備事業として、今後この木質化をどの水準まで実施するつもりですか。

○議長(岩月幸雄) 笠井次長。

○教育次長(笠井保弘) 校舎再整備事業は、1校を2年間の工期で実施する予定であります。1年目に建物の延命化対策を中心に屋上防水、外壁改修、給水設備などの改修を行い、2年目に内装と電気設備などの改修を行ってまいります。
 この中で内装材を中心に木材を使用してまいります。具体的には、教室や廊下などの腰壁に間伐材を使用したり、床のフローリング化を行っていく予定であります。
 以上でございます。

○議長(岩月幸雄) 岡田議員。

○34番(岡田耕一) 再質問させていただきますが、他の自治体の事例を見ますと、教室内や腰壁だけではなくて階段などにも積極的に使われている事例を多く拝見いたしました。本市ではまだその水準ではないと思いますが、階段などの間伐材を利用というのはどのようにお考えでしょうか。

○議長(岩月幸雄) 笠井次長。

○教育次長(笠井保弘) 階段につきましては、腰壁につきましては当然木質化していきたいと思います。フローリングにつきましては、段差がつく関係上ドアがあかなくなったりするということがありまして階段はする予定はありません。
 以上でございます。

○議長(岩月幸雄) 岡田議員。

○34番(岡田耕一) 今、階段のフロアのところは考えはないと言われましたけれども、他の自治体の学校ではやっているところもありますので、よく見ていただいて実現できるようお願いをしたいと思います。
 それでは、3点目ですが、木質化を実施する場合としない場合を比較して経費的にどのぐらい違うのか確認をしたいと思います。

○議長(岩月幸雄) 笠井次長。

○教育次長(笠井保弘) 豊田市内の標準的な学校として、鉄筋コンクリート造り4階建て、延べ床面積4,400平方メートルを例として見たいと思います。木質化のレベルは、教室、廊下の床をフローリング化し、校内全部の腰壁をスギの間伐材で木質化した場合、それに要する費用は約6,500万円でございます。木質化しない場合は、従来どおり床はビニール製、腰壁は塗装の塗り直しで約 1,300万円となります。したがいまして、木質化により1校当たり約5,200万円の費用増になると見込んでおります。
 以上でございます。

○議長(岩月幸雄) 岡田議員。

○34番(岡田耕一) これもちょっと確認をさせていただきますが、ちょっと今、私も勉強不足で忘れてしまいましたが、国のほうの補助金も以前はたしか出たように思いますが、この実際5,200万円余分にかかったとしても国からの補助金はどうなっていますでしょうか。

○議長(岩月幸雄) 笠井次長。

○教育次長(笠井保弘) しっかり確認しておりませんが、多分補助対象になると思っています。

○議長(岩月幸雄) 岡田議員。

○34番(岡田耕一) しっかり国の補助金も活用していただきたいと思います。
 あわせまして県の事業の関係についても4点目、質問させていただきます。
 現在、県が検討しております(仮称)森林環境税の活用方法のうち、木の香る学校づくり推進事業として小中学校のモデル校において10年間で2,500教室の内装木質化及び6万2,000セットの机、いすの木製化が合わせて38億円として見込まれております。この県事業を活用される予定があるのかどうか確認をしたいと思います。

○議長(岩月幸雄) 笠井次長。

○教育次長(笠井保弘) 制度化されれば、できるだけ活用していきたいと考えております。
 以上でございます。

○議長(岩月幸雄) 岡田議員。

○34番(岡田耕一) 本来であれば、この再整備事業におきまして可能な限り私は木造校舎化すべきという思いを持っておりますが、しかしながら、予算的にもより現実的なレベルで今回は内装の木質化というところでご提案させていただきました。可能な限りこの木質化を実施していただくことを期待しまして次の項に入ります。
 中項目二つ目は、学校の暑さ対策について伺います。
 私は、成長過程の児童生徒の体力向上や健康面を考えれば極力クーラーを入れるべきではないと思っております。しかしながら、近年の猛暑を考えますと、今の教育環境、学校の状況ではあまりにも酷だとも思っています。
 さきの6月定例会でもクーラーを導入すべきとの一般質問もあり、エアコンを設置した場合の健康面での影響など、扇風機、エアコンそれぞれのメリット、デメリットを総合的に検討した上で今後の整備方針を決めたいという答弁もございました。
 私は、エアコン、クーラーの設置を完全に否定はしませんし、頻繁に発令される光化学スモッグ予報等を考慮すれば、そろそろエアコン設置も仕方がないかとも思っています。しかし、室外機からの排熱によるより一層のヒートアイランド現象等2次的な影響を考えますと、簡単にはエアコンを設置すべきとも言えません。今はそれよりまず先に校舎の構造的な見直し等を実施し、暑さ対策をすべきと思っております。例えば、先ほども提案しました校舎内外装の木質化や、各種対策を実施すれば、調温、調湿効果もあり、幾分暑さも和らぐのではないかと思っています。他の自治体においてもそうした工夫をしているところもございます。
 そこで1点目、屋上、壁面緑化の実施の考えについて伺います。
 この件は、平成17年12月定例会でも質問され、壁面緑化は、市内の学校で整備した事例はなく、今後実施の予定もない。屋上緑化は、巴ケ丘小学校の屋上の一部で施工している。これらの整備は通常の学校建設と比べ割高な工事費を要するため、直ちに整備を拡大するのは難しい。当面は巴ケ丘小学校での効果や維持管理方法などの検証を行う旨の答弁がございました。そこで巴ケ丘小学校での効果検証も含め学校の暑さ対策の観点から屋上、壁面緑化の実施の考えはないか伺います。

○議長(岩月幸雄) 笠井次長。

○教育次長(笠井保弘) 巴ケ丘小学校の屋上緑化につきましては、音楽室の屋上部分のわずかなスペースだけであるため、暑さ対策の効果の比較検討が難しい面がありますが、図書室の横であり視覚的には涼しさを感じるという効果はあると考えております。乾燥に強いセダムという植物を植えているため、水やりなどをしなくてもよく、今のところ維持管理については問題ありません。
 今後、新築校舎については、屋上緑化や壁面緑化についてはできるだけ導入を検討してまいります。
 一方、既設の校舎における屋上緑化や壁面緑化につきましては、簡単に屋上に上がれないなど校舎の構造上難しいと考えております。
 以上でございます。

○議長(岩月幸雄) 岡田議員。

○34番(岡田耕一) ただいま新設の場合はできるだけということで非常にありがたいなと思うんですが、今回の再整備事業において、既設の校舎でも例えば屋上の塗装なんかは再度やり直す必要があると思うんですが、実際に屋上緑化をやっている学校等で調査をいたしますと、ちょうどその際にしっかり塗装をやった後に屋上緑化を進めているところもございますので、そのあたりもしっかり研究していただいて実施に向け検討いただきたいと思います。
 それでは、その件も含めまして他の自治体の事例に対する所見について伺います。
 私が先日お邪魔をいたしました東京都杉並区では、屋上、壁面緑化の実施はもちろん、各教室に換気扇を設置しまして日中の教室内にたまった熱気を夜間に逃がす夜間換気、ナイトパージというそうでありますが、これを実施しております。また、校舎を風の通りやすい構造へ変更したり、外断熱方式の採用、外壁、屋根、床の断熱化、窓の断熱、遮熱化等を検討し、実施に向け準備を進めております。また、夏休みの長期化の検討もしているそうでございます。これらは大いに参考になると思いますが、これらについて本市で採用できそうなものはございませんでしょうか。

○議長(岩月幸雄) 笠井次長。

○教育次長(笠井保弘) 夜間換気につきましては、現在の校舎でもトイレの換気扇を夜間も稼働することにより、各教室の窓下にあります吸気口から夜間の外気を導入することは可能と考えられますので、実施方法について検討してまいります。
 それから、校舎を風の通りやすい構造にすることに関しましては、校舎はもともと南北に面して広い開口部分を有しておりまして既に風の通りやすい構造になっております。
 屋上部分の外側に断熱材を設置することにつきましては、最上階の教室温度を下げるためには大変有効と考えられますので、採用について現在検討中でございます。
 以上でございます。

○議長(岩月幸雄) 岡田議員。

○34番(岡田耕一) ありがとうございます。非常に前向きなご答弁だったなと思います。
 3点目でございますが、その他市が検討している暑さ対策、それ以外のことがございましたら、ご答弁をお願いします。

○議長(岩月幸雄) 笠井次長。

○教育次長(笠井保弘) 平成18年度に小中学校3校で試行的に扇風機を設置し効果を検証しました。今年度は、議員が先ほど述べられましたように、扇風機、エアコンそれぞれのメリット、デメリットを総合的に検討した結果を踏まえて対応方法を検討してまいります。また、その他屋上への断熱材の設置、あるいは窓などの開口部分にツル性の植物を繁らせる緑のカーテンなどを検討しております。
 今後の方針決定にあたっては、エコスクールという視点も踏まえ総合的に判断していきたいと考えております。
 以上でございます。

○議長(岩月幸雄) 岡田議員。

○34番(岡田耕一) 私が期待していた以上のご答弁をいただきまして本当に感謝しておりますが、今の暑さは精神論だけで耐えられる問題ではございませんので、早急に再整備していただくことを期待しまして次の項目に入ります。
 中項目三つ目は、トイレ改修についてであります。
 私は、過去三度の一般質問におきまして学校トイレの全面改修の必要性を訴えてまいりました。そのかいもあり平成18年3月定例会において、「来年度は小学校1校でのトイレのモデル的な再整備方法を検討する予算を計上し、検討結果を受けて既設トイレの改修方針を決定したい」と答弁があり、また、平成19年度からの校舎再整備事業としてもトイレ改修も計画されました。
 そこで1点目、このモデル的な再整備方針の検討がされましたが、その概要と進ちょく状況をお聞かせください。

○議長(岩月幸雄) 笠井次長。

○教育次長(笠井保弘) 平成18年度に東山小学校をモデルとしてトイレ再整備基本設計を行いました。これを受けて本年度は実施設計を行っております。来年度から10年間でトイレ再整備が必要な90校のすべてのトイレを計画的に改修を進めていきたいと考えております。
 工事の概要につきましては、「暗い」、「汚い」、「臭い」の3K追放を目標に改修を行ってまいります。例えば「暗い」の追放のため照明器具の増設、明るい雰囲気を演出する壁、天井材への改修を進めていきます。「汚い」の追放のため現在のウエット方式の床からドライ方式への変更と洋式便座を基本とした改修を実施してまいります。「臭い」の追放のため換気設備の増設や老朽化した排水設備の改修を行ってまいります。
 以上でございます。

○議長(岩月幸雄) 岡田議員。

○34番(岡田耕一) ただいまの必要な90校すべてにということでございました。では、その再整備にあたり改修する基準はどうなっていますでしょうかお答えを願います。

○議長(岩月幸雄) 笠井次長。

○教育次長(笠井保弘) 老朽化が進んでいる校舎のトイレを優先にして改修してまいります。来年度からの前期5年間で各学校のトイレ半分を実施し、残り半分は後期5年間で実施してまいります。これは一度にすべての学校中のトイレが使用できなくなることを避けるためのものであります。
 以上でございます。

○議長(岩月幸雄) 岡田議員。

○34番(岡田耕一) では、3点目でございます。児童生徒のトイレ改修事業参画の考え方について伺います。
 先日、私がお邪魔いたしました埼玉県戸田市立笹目小学校では、トイレ改修にあたり平成17年度に5、6年生がワークショップ形式で話し合いに参加しました。ワークショップは、各クラス男女それぞれ4名、合計32名の希望者を募り6グループに分け実施しました。そして、どんなトイレにしたいかなどアンケートで回答を寄せてもらいながら、他の学校での事例や学校以外の施設のトイレ、さらには世界のトイレの勉強もしたそうです。内容的には、文化や歴史にまで話は広がり、学習の一環にもなったそうであります。
 始めは個人作業でしたが、その後それぞれ案を持ち寄り、グループごとに一つの案にまとめて6案を全体で検討しました。その後はグループ作業になり、他のグループのいいところは取り入れ、自分たちのグループでさらによい案をつくり、それを全体の話し合いの場に提案して、またフィードバックさせる作業が繰り返され最終案を導き出しました。
 このように苦労し、自分たちの学校トイレをつくり上げていった子どもたちは、当然のように愛着を持ち、大切にし、下級生たちも先輩が考えつくり上げていったことを理解し、大切に使っているそうです。残念なのは、ワークショップに参加した6年生が直接使うことができなかったことであります。だからこそそうした思いをくんで下級生が大切に使っているそうであります。
 本市においてもこのように児童生徒に自らの問題としてとらえていただくためにも、トイレ改修をこの児童生徒参画型にすべきと思いますが、その考えはありませんか。

○議長(岩月幸雄) 笠井次長。

○教育次長(笠井保弘) 改修計画を立案するにあたっては、事前に学校トイレの利用の実態、それから改修内容の希望を把握するために、17校、合計2,270人の児童生徒からアンケート調査を行い、児童生徒の意見を取り入れたトイレの改修計画としております。
 ご提案のワークショップ型の参画は考えておりませんが、できるだけ愛着のある施設とするためにも、さらに子どもたちの意見を取り入れるよう努めてまいります。
 以上でございます。

○議長(岩月幸雄) 岡田議員。

○34番(岡田耕一)  ただいま17校でアンケートをとっていただいたということで最低限のことはやっていただいたと思いますが、先ほどワークショップをやることによってトイレ改修が遅くなってしまっては本末転倒ですが、半分は予定どおりやっていただいて、もう半分残っているわけですので、そちらだけでもワークショップ形式で学習の一環としてもできるのではないかなと思うんですが、そのあたりのご見解がありましたらぜひお願いします。

○議長(岩月幸雄) 笠井次長。

○教育次長(笠井保弘) 今のところ考えておりませんが、できるだけ子どもたちの希望、それから提案を取り入れていきたいと考えております。
 以上です。

○議長(岩月幸雄) 岡田議員。

○34番(岡田耕一) では、この項最後に排せつ教育について伺います。
 現在でもトイレ教育は実施されておりますが、学校ではなかなか大便はしにくいものであります。特に男子の場合は大小がわかってしまうために我慢することもございます。学校のトイレが改修され、きれいになったとしても、学校で大便をするのは恥ずかしいという気持ちはなかなか解消されないのではないでしょうか。学校での排せつ、当たり前の生理現象を我慢させない教育を今後どのように考え、どのように実践されていくつもりかお答えを願います。

○議長(岩月幸雄) 教育委員会小野田専門監。

○専門監(小野田賢治) 排せつにかかわる指導につきましては、保健学習の中でその意義の大切さを伝えております。小学校1年生では、トイレの使い方も指導しております。
 現在、注目されている食育では、排便は本来恥ずかしいことではなく、健康のために大切であることを教えております。稲武小学校では、「快眠・快食・快便」をキーワードとして、生活リズムを整えることの一環として排便の大切さを家庭にも啓発しております。
 以上でございます。

○議長(岩月幸雄) 岡田議員。

○34番(岡田耕一) 今後も継続的にやっていただきたいなと思います。
 では、中項目四つ目、学校での着替え問題について伺います。
 学校では、体育の授業を受ける場合など体操着に着替える必要があります。着替えをする場合、小学校高学年ともなると異性を意識するようにもなり、教育的な観点からも配慮が必要です。しかし、現在、小学校高学年や中学校でも男女同室で着替えている学校があります。男女同室で着替える場合、あらかじめ制服の下に体操着を着ていく子もいるようです。その場合、体育後もそのまま制服を上に着るのでとても不衛生です。そもそも一定年齢に達している男女が同室で着替えることは常識的におかしくないでしょうか。そこで質問します。
 1点目、小学校、中学校の着替えの現状をお聞かせください。

○議長(岩月幸雄) 小野田専門監。

○専門監(小野田賢治) 小学校高学年以上で学校での着替えについて調査したところ、男女が別々に着替えている学校は、小学校で44校、中学校で20校、男女が一緒に着替えをしている学校は、小学校で13校、中学校で4校、運動できる服装で登校しているため特に着替えをしないで活動している学校は、小学校で19校、中学校では2校でございました。
 以上です。

○議長(岩月幸雄) 岡田議員。

○34番(岡田耕一) では、この状況を市教育委員会としてどのように認識していますでしょうか。

○議長(岩月幸雄) 小野田専門監。

○専門監(小野田賢治) 小学校の高学年にもなりますと異性を意識するようになるため、着替えについては配慮する必要があると考えております。
 各学校の施設面での状況から、着替えの場所を男女別々に確保できる学校とそうでない学校がありますが、子どもたちの実態や各学校の実情を踏まえて対応しているととらえております。
 以上でございます。

○議長(岩月幸雄) 岡田議員。

○34番(岡田耕一) 今後の対応について伺いますが、今でも空き教室や特別教室を利用するなどしていますが、まだ実施できていない同室で着替えている学校も多くございます。本来ならば別であるべきだと思っておりますが、適切な対応をお願いしたいと思っていますが、考え方をお聞かせいただきたいと思います。

○議長(岩月幸雄) 小野田専門監。

○専門監(小野田賢治) 各学校によって施設状況が違うため、市内全小中学校一律に着替えをする場所を設置することは難しいのが現状でございます。そのため教室等の入替えをしたり、空き教室を利用したりするなど、子どもたちの着替えにつきましては、各学校で工夫していただくよう働きかけてまいりたいと思います。
 また、校舎の改築や新築等のときに着替えもできるような多目的に利用できるスペースを確保することも視野に入れていきたいと考えております。
 以上でございます。

○議長(岩月幸雄) 岡田議員。

○34番(岡田耕一) 改築のときにそうやって新たに設けていただくというのはありがたいと思いますが、本当に改築されなくても、今声を出して言えなくても、嫌だなと思っている児童生徒がおみえになりますので、そのあたりもしっかり配慮していただきまして取り組んでいただきたいと思います。
 それでは、最後に大項目の二つ目に入ります。市職員が加入する超優遇の健康保険組合問題について伺います。
 この職員健保の問題は、7期28年の長きにわたり議員として貢献され、この4月にご勇退されました篠田忠信さんが一貫して取り組まれ、私も議席を得て以来一緒に取り組んできた問題であります。
 徐々に是正はされたものの、まだまだ道半ばです。平成19年度の保険料は事業主負担、いわゆる税金での負担が1,000分の37.5、職員負担は1,000分の29.5です。一部負担還元金の控除額も1レセプトあたり平成19年度は1万円、20年度でも1万2,000円という状況です。今年度の市長など特別職も合わせた九市健保の市負担金は総額約8億2,200万円で、市職員の負担と同額、いわゆる折半負担にした場合と比較しますと8,770万円も余分に税負担していることになります。
 また、他の健保組合に目を向けますと、平成19年9月23日付けの日経新聞朝刊に「地方公務員健保の本人負担、12組合5割未満、公費での優遇今年度も継続」という記事も出ており、豊田市が加入する愛知県九市健康保険組合も例示されておりました。そんな中でも豊橋市、熊本市では、平成19年度から5割負担に改善されております。その豊橋市は積立金を取り崩して対応しているということでございました。この職員健保の問題を是正するためにも、ぜひ早急に共済へ移行していただきたいと思っております。仮に健保組合として存続するとしても、事業主負担として市民の血税で負担する以上、市民が納得できる水準にされることを期待し、質問に入ります。
 そこで改善に向けた進ちょく状況をお聞かせください。
 平成19年3月定例会では、篠田議員の代表質問に対して市長から以下の答弁がされました。「この保険料の公費負担率及び一部負担還元金の控除額の改正は、さらなる改善に向けた取組が必要だと思う。平成19年度に開催予定の九市健保事業検討委員会に対しても働きかけをしたい」ということでありました。
 そこで3点一括して質問いたします。
 1点目、本市では、本来どの水準が適切だと思っていますか。
 2点目、今年度に開催されるという九市健保事業検討委員会で本市はどの水準を目指し主張するつもりか。もしくは既に市長が改善に向けた取組をしているのであれば、その状況をお聞かせください。
 最後に3点目、今後の予定について伺います。
 現在、九市健保組合の運営改善委員会で検討されている最中と伺いました。運営改善委員会で検討されている共済への移行、折半負担の時期など検討状況についてお答えをいただきたいと思います。

○議長(岩月幸雄) 柿島総務部長。

○総務部長(柿島喜重) それでは、3点まとめてご答弁させていただきます。
 本来どの水準かということでございますが、平成19年度の九市健康保険組合の負担割合は、これまでの経緯を踏まえまして事業主が、先ほどは保険料率でおっしゃられましたが、事業主が55.97パーセント、それから被保険者、職員でございますが、44.0パーセントとなっておりますが、保険料の費用負担は、地方公務員等共済組合法で規定をしております労使折半が基本になると認識をしております。
 それから、どの水準をということでございますが、今、基本のことを申し上げましたんですが、組合の構成団体と調整をしながら労使折半を目指してまいりたいと考えております。
 続きまして、進ちょく状況、今後の予定でございますが、今年度、構成団体の6名の委員で組織する改善委員会で保険料の負担割合、それから保険料率について検討しております。平成20年度、21年度の負担割合を決定いたしまして、平成21年度中には労使折半にする予定で現在検討をしているところでございます。
 以上でございます。

○議長(岩月幸雄) 岡田議員。

○34番(岡田耕一) 再質問になりますが、労使折半ということで非常にいいお答えだったなと思うんですが、今の段階での共済移行への道筋、そのあたりのことが協議されているのか。また、今、労使折半ということでございますが、例えば現在は1,000分の67をそれぞれ割り振っているわけでございますが、それが当初九市健保で発足したときは1,000分の60を1,000分30、1,000分の30という形でスタートしていると思いますので、それが1,000分の67の折半なのか、60の折半なのか、また1,000分の80の折半なのかで豊田市からの税負担は変わってくると思いますが、そのあたりのご説明、考え方を今議論されているのかどうかお答えをいただきたいと思います。

○議長(岩月幸雄) 柿島部長。

○総務部長(柿島喜重) 先に共済組合の移行の話も出ましたが、共済組合の移行の話につきましても、この運営改善委員会で議論をしております。それから他の岡崎、あるいは豊橋、一宮は単市健保といいますか、そういったところも協議に入っていただいているということでございます。
 それから、先ほどの1,000分の67か60かということでございますが、1,000分の67に対しまして労使折半ということで協議を進めております。
 以上でございます。

○議長(岩月幸雄) 岡田議員。

○34番(岡田耕一) 確認いたしますが、共済移行という話でございますが、移行を検討していただいているという話でございますが、平成21年度には労使折半ということでございますが、その労使折半の平成21年度と共済移行が21年度なのかどうか、それとも平成22年なのか、それ以降なのか、そのあたりを再度確認をさせていただきたいと思います。

○議長(岩月幸雄) 柿島部長。

○総務部長(柿島喜重) 移行の時期につきましては、これはまだ具体的な数字が出ておりませんのでご了解いただきたいと思います。よろしくお願いします。
 以上でございます。

○議長(岩月幸雄) 以上で34番、岡田耕一議員の質問を終わります。