平成20年9月定例会 予算決算特別委員会  意見 案
私は、議案131号から133号ならびに承認第3号から第19号のすべてに賛成致します。
 そこで、承認第3号 平成19年度豊田市一般会計決算について、認定する立場ですが、歳出について、今後、見直しを期待する点についていくつか意見を述べてまいります。


5款1項1目、労働費のうち市民山の家費1億6,200万円余についてです。
 毎年主張していることですが、19年度の市民山の家費 1億6200万円余を宿泊者数で割ると9,636円となります。市民1人あたり、市の持ち出し額は約9,600円ということです。そして、利用できている方は、42万人市民のうち4%にしかなりません。指定管理者制度のもとで、リゾート安曇野が、利用者から高い評価を受けていることは私も評価します。ただ、市から1万円も補助していれば、当然だと思います。20年度は契約金額33,600,000円で外壁改修工事も現在行われています。これらのコストも計上すれば、さらに市民1人あたりの市の持ち出し額はふくらみます。また、今後は、さらなる大規模修繕も必要となるでしょう。 今後、施設の更新等検討する際には、土地及び施設を売却することも視野に入れた検討を期待します。

8款5項10目、総合交通対策費のうちITS情報センター管理費についてです。
 管理費は2,886万円でしたが、年間利用者が大幅に減少しています。その理由は、「みちナビとよた」のアクセス数が伸びたことと関係している旨の答弁がありましたが、そうであるならセンターのあり方、機能、規模等を再検討すべきではないでしょうか。

 次は、10款6項1目及び2目学校教育総務費のうち学校教職員厚生会補助金及び教育問題研究費のうち教育振興費補助金についてです。
学校教職員厚生会補助金は教職員の福利厚生と資質向上を目的に1人あたり5,000円の補助をしてきましたが、19年度を以て役目を終えたとして全廃され、毎年、指摘してきた者として、一定の評価をしています。ただ、教職員の皆さんの福利厚生は県に任せたとしても、市としては、今後、資質向上につながる事業充実は必要だと思います。この厚生会事業に代わる小中学校教職員の資質向上を図るための事業検討はしていないという答弁でしたが、そうであるなら19年度は310万円執行している教育振興費補助金の充実を図り、さらなる教職員の資質の向上を期待するものであります。

 次に、10款8項6目社会体育費のうち豊田スタジアムを生かしたまちづくり推進費負担金についても触れておきます。
 豊田スタジアムを活かしたまちづくりの会に350万円執行しています。この会の事業として、19年度は5つのイベントの協賛・協力金合わせて81万円、2つの試合に入場券を300枚配布、計76万円執行しています。詳細は6月議会の一般質問でも申し上げましたので、繰り返しませんが、協賛・協力金についてはわざわざ、この会から迂回して支出しなくても必要なら市の補助金として直接助成すればいいと思います。
 また、会員個人からは1円の会費支払いがないなか、入場券をこの会の会員に配布することは必要でしょうか。40名ほどの皆さんに300枚もの入場券を配布するのは問題だと思います。今後、まちづくりの会への市の関与についても検討されることを期待します。


 最後に、10款8項8目体育施設費のうち中央公園費7億3,000万円余についても述べさせていただきます。
 これは 株式会社豊田スタジアムへの指定管理委託費5億9,600万円と1億円余にのぼる各種修繕費を含む施設整備費が執行されています。そして、分科会での答弁によると市の実質持ち出し額は4億2,713万円ということでした。18年度と比較して、約200万円、17年度とでは1,900万円増加しております。これは、今後の法人市民税の大幅な減収が見込まれる本市としても決して軽視できない傾向です。
今後、少しでも経費削減を目指す上で、億単位の収益を上げられる可能性がある、ぜひネーミングライツ導入を検討し、これに伴う市から株式会社豊田スタジアムへの指定管理委託費も見直すべきであろうと思います。