平成21年9月定例会 予算決算特別委員会  意見 案

 私は、議案第110号から112号ならびに承認第4号から19号のすべてに賛成致します。そこで、承認第4号 平成20年度豊田市一般会計決算について、認定する立場から、歳出について、毎年主張していることですが、今後、見直しを期待する2点について意見を述べてまいります。

 まず、5款1項1目、労働費のうち市民山の家費 2億1500万円余についてです。
 これは、19年度の市民山の家費 1億6200万円余と比較し52,544,203円増額しています。内訳としては、指定管理料 1億4,100円および建物の外壁改修工事費は契約金額 3,360万円だったものが、設計変更され4,216万円。そして、その他、客室や大広間等の修繕費となります。
 そこで、市民山の家費2億1541万円から外壁工事費4,216万円を除いた上で20年で初めての外壁工事と言いますので、外壁工事費の20分の1である210万円を加え、それを宿泊者数16,819人で割りますと約10,300円となります。これが宿泊者1人あたりの市の持ち出し額となります。
 しかし、利用できている方は、42万人市民のうち4%にしかなりません。指定管理者制度のもとで、リゾート安曇野が、利用者から高い評価を受けていることは私も評価します。ただ、税金から1人1万円以上も補助していれば当然だと思います。20年度は外壁改修工事も行われましたが、今後は、さらなる大規模修繕も必要となるでしょう。
平成20年12月定例会 産業建設委員会では、私の質疑に対し、「今後5年間は、現在の指定管理者制度をそのまま継続していきたいと考えておりますけれども、将来的には社会情勢や市民ニーズを考えて、民営化も含めてどういった形で所有していく、あるいは処分していくのが最もふさわしい形態になるか、今後、検討させていただきたい。」との答弁もありました。
 地方公共団体の役割である住民の福祉の向上が目的というのなら、市が自ら保養施設を所有すべきなのか、民間の施設を指定し、より多くの市民が安価に利用できる方法はないかなど、土地及び施設を売却することも視野に入れた、税の有効活用という観点で、あるべき姿を検討されることを期待します。

 そして、10款8項8目体育施設費のうち中央公園費13億500万円余についても述べさせていただきます。
 これは 株式会社豊田スタジアムへの指定管理委託費5億9,451万円と開閉式屋根修繕費 3億555万円を含む施設整備費5億9,335万円。そして、プール天井復旧費 1億868万円です。そして、分科会での答弁によりますと、指定管理料、市直接経費から使用料収入を差し引いた市の実質持ち出し額は4億3311万円ということでした。これは、19年度と比較し、約600万円の増加、18年度とでは、約800万円、17年度とでは2,500万円の増加となり、年々増加しております。これは、景気動向の先が見えない現状、決して軽視できない傾向です。
今後、修繕計画も策定するようですが、今後の徹底した経費削減、収益増を目指すなかで、ネーミングライツ導入、株式会社豊田スタジアムへの指定管理料の見直しなども検討すべきと申し上げ、以上で承認第4号に対する意見と致します。