平成23年3月定例会 予算決算委員会  意見 案

 私は、本委員会に付託されている議案のすべてに賛成いたします。そこで議案第21号、平成23年度豊田市一般会計予算について、さらなる努力を期待し意見を申し上げてまいります。

 まずは、歳入全般として、積極的な歳入確保の取り組みを評価いたします。
引き続き、厳しい財政状況のなか、土地のインターネットによる財産処分や広告掲載事業などを予算化しております。
具体的には、私が平成22年6月定例会の一般質問で提案させて頂いた、暮らしの便利帳への広告掲載、個人市県民税納税通知書封筒、軽自動車税納税通知書封筒への広告掲載など、実に12媒体への新規の広告掲載を英断されました。
これらは、決して額は大きくはありませんが、その意欲を評価したいと思います。今後は、さらに公共施設の命名権譲渡なども検討頂き、更なる歳入確保の取り組みを期待いたします。

 次は、歳出3款4項1目のうち、病児・病後児保育費、3500万円余についてであります。
 
本予算は前年度比約500万円増で、平成22年度の本事業として、2月末までの実績は、2ヵ所の病児施設の利用者としては、すくすくこどもクリニック・すくすくの森が518名、豊田厚生病院・ぴよっこが442名、病後児施設である、丸山こども園・おひさまが21名という状況であり、病児保育のニーズが高いことがわかります。
平成21年度の同時期との比較では、病児施設はそれぞれ193名と220名の増加。そして、病後児施設は1名増という状況です。そして、23年度も22年度並みの利用を見込んでの予算案です。このようにこれからも利用者の増加が見込まれますし、潜在的なニーズは高いと思われます。
過去には、私の質疑に対して、南部地域のニーズ把握や施設の設置検討について、受入れてくれる病院があれば、病児保育施設の整備を検討していきたい旨の答弁もありました。そうであるなら、ニーズを踏まえ、待ちの姿勢ではなく小児科1軒1軒を訪問し、施設の必要性を訴え、開設のお願いをするような姿勢も必要ではないでしょうか。また、他市との相互利用の検討も含め、積極的な対応を期待しています。

 最後は、10款8項6目のうち、豊田スタジアムを活かしたまちづくり推進費負担金の皆減についてであります。これにつきましては、高く評価しております。
本負担金は、負担金というより、豊田スタジアムを活かしたまちづくりの会への補助金で、平成11年度から13年度は750万円を支出、15年度以降は500万円を計上していました。平成19年度には減額はされましたが、350万円が予算計上され、平成20年度も同額でありました。当時、このまちづくりの会の総事業費410万円のうち、市からの助成が350万円、実に85パーセントが補助金という状況でした。そして過去の事業としては、100万本の花づくりプロジェクトへの運営協力、名古屋グランパスの練習見学会などのイベント事業、そして協賛金、広告等の広報活動が行われ、私は、毎年のように予算および決算で、その事業の不適切さを指摘して参りました。最近では、包括外部監査でも指摘されていたのは記憶に新しいところです。
そして、議員としての任期を終える本定例会での当初予算において、私の主張が認められる形になったことに対して、感慨もひとしおです。
平成23年度以降もこのような発言の機会があるかはわかりませんが、今後、私が一貫して主張して参りました第三者機関による補助金、負担金の全面的な見直しがされることを期待し、議案第21号に対する意見と致します。