フェロシルト中に含まれる有害物質の調査結果等について    (2005年7月27日)

(1)調査結果

有害物質が含まれるとされるフェロシルトが、深見町下田地区(旧藤岡町)の土採り跡地の埋め戻しに使用されたことが判明したため、市は、同所から採取したフェロシルトに含まれる有害物質の濃度を調査しました。他自治体の調査結果でふっ素と六価クロムが検出されたとの情報もあることから、ふっ素と六価クロムの溶出試験を実施したところ、ふっ素が土壌の汚染に係る環境基準の7倍検出されました。(下表参照)
また、合わせて現場の湧水を調査したところ、ふっ素、六価クロムともに水質汚濁に係る環境基準を下回っていました。(下表参照)

  測定項目 測定結果(mg/l) 環境基準(mg/l)
フェロシルト(溶出試験) ふっ素 5.6 0.8以下
六価クロム 0.02 0.05以下
湧水 ふっ素 0.20 0.8以下
六価クロム 0.01未満 0.05以下

(2)地下水質周辺調査について

ふっ素が環境基準を超過したことと、フェロシルト中の六価クロム濃度にばらつきがあるとの情報から、フェロシルトが埋め戻されている場所より周辺500m以内に存在する井戸を対象に、市は、7月20日から22日にかけて地下水質調査を実施しました。
16井戸で、地下水中のふっ素、六価クロムを調査したところ、いずれも地下水の水質汚濁に係る環境基準を下回り、フェロシルトによる地下水汚染は確認されませんでした。(下表参照)なお、調査した16井戸中7井戸が飲用に供されています。
また、フェロシルトについては、製造及び販売元である石原産業が、7月25日より自主的に回収を始めています。

■調査結果

  測定項目 測定結果(mg/l) 環境基準(mg/l)
周辺地下水(16井戸) ふっ素 0.08未満〜0.13 0.8以下
六価クロム 0.01未満 0.05以下