岡山県議会、国立岡山病院移転問題について

1、国立岡山病院跡地取得の経緯について

◎平成25月に厚生省保健医療局長から県知事に国立岡山病院の建替移転用地の確保依頼がある。

◎平成64月に覚書を締結。

・新病院用地は県土地開発公社が取得し、造成する。

・公社と厚生省は新病院用地(44億円)と旧病院用地を交換する。旧病院用地の解体・整地は公社が行い、解体等の経費を除いた費用(25億円)で交換。19億円は別途支払い。

・岡山県は、公社が旧病院用地の建物等の解体撤去後に公社から取得する。

◎平成116月に交換契約締結。

・旧病院用地の使途は、「新総合福祉・ボランティア会館」とする 等。

◎土地の引き渡し等

 ・平成128月に旧国立病院の土地について、公社名義で登記。

 ・平成134月より新国立病院供用開始

2、病院跡地の概要について

利用可能な建物の延床面積等
○新会館本館 12767u
(建設年次
S3336
地方循環器病センター 1551u
(〃  
S55
○文書館 小児病棟  1622u
(〃  
S49
○全体の敷地面積 17546u
○建物の敷地面積  3794u
○残る敷地面積  13752u

3、跡地利用の検討・研究組織及び検討状況等について

旧国立病院跡地利用関係部長会議(国立病院跡地検討プロジェクトメンバー)の構成員は、副知事以下農林部長を除いた6部長。会議数は、12年度に3回。検討内容としては、新総合福祉・ボランティア会館の他に移転可能な県事務所等の検討、既存建物の一部を有効活用しリニューアル整備することの検討 他

1310月には耐震耐久診断調査実施。耐震工事を実施すれば50年は使用可能。

142月にはPFI手法によりリニューアル整備することを知事が議会で表明。

4、跡地施設の計画概要について

「新総合福祉・ボランティア・NPO会館(仮称)」及び「岡山県立文書館(仮称)」をPFI手法によりリニューアル整備する。(以下の金額はPFIではなく従来手法として)

 

建設費

新築の場合

効果額

新会館 2棟(約14400u)

48億円

66億円

18億円

文書館 1棟(約 1600u)

6億円

7億円

1億円

 

54億円

73億円

19億円

用地等  

38億円

   

総事業費

92億円

   

整備スケジュール概要

新会館

平成145月  基本計画公表(常任委員会)

 8月  事業評価委員会

9月  大規模事業調整会議

10月  PFI事業実施方針公表

12月  特定事業公表

平成151月  入札公告

4月  総合評価一般競争入札

     6月  6月議会契約案件提出

     7月 基本設計、実施設計、

リニューアル工事

平成17年度中 供用開始

文書館

平成14年度

基本計画の策定

事業評価委員会

実施方針の決定及び公表

平成15年度〜17年度

基本設計・実施設計

耐震補強工事、リニューアル工事

平成17年度中

供用開始

5、その他懸案事項等について

特にないが、しいて言えば、国立病院側の意思決定機関が厚生労働省、財務局、病院と多岐にわたるため、計画変更等の協議に時間がかかる。

新会館になる病院本館と地方循環器病センター 文書館になる小児科病棟