市立豊中病院移転問題について

1、           病院移転の背景

・敷地の狭隘・・・数回にわたる増改築の結果、看護宿舎とあわせた現有敷地(約12000u)内での増築、施設の拡充が不可能。

・駐車場の不足・・・収容30台に対して、外来患者の12%が約130台の自家用車利用。

・院内スペースの狭隘・・・高度医療等に対応する機器やOA機器の導入も困難。

・建物施設の老朽化・・・建築後30年前後が経過し、部分的な補修でも対応が困難。

・立地条件・・・交通の利便性は高いが、周辺環境は緑が少なく、憩いの場の確保が困難。

2、           新病院へのアクセス

大阪モノレール柴原駅、阪急バス柴原駅下車すぐ

バス路線は、阪急バスが3路線増やした。運行費の赤字分は市が負担。

駐車場:全293台

3、           病院跡地利用検討の経過

・市議会・・・病院跡地利用等特別委員会(平成7年6月〜平成11年2月)設置

・市民委員会方式による検討(事務局:企画課→企画調整室)・・・連立高架下・病院跡地利用検討委員会(平成5年1月〜平成7年12月)設置

・「委員会提言:都市生活の新しい舞台をめざして」平成8年1月にまとまる

行政内検討組織(事務局:企画課→企画調整室)・・・病院跡地・高架下利用計画策定委員会(平成8年2月〜)

豊中市として新たな公共施設整備の必要性はないが、オープンスペースが、既得権になるのを避けたい。オープンスペースを長期間そのままにしておきたくない。そうした考えから、暫定利用をすることに決定。

・平成9年11月:新病院へ移転

・平成10年2月〜11年2月:旧病院の解体撤去・敷地整備

・暫定利用事業プロポーザル(事務局:企画調整室)

平成11年9月から事業案公募(約2か月)

平成12年2月  事業予定者の決定

平成12年3月  決議後、契約(平成17年8月まで)

平成12年9月  開業

□基本コンセプト

1.ひとの活用と育成

2.まちのソフトの活用と創造

3.まちのハードの活用と再活性化

4.広域的波及と交流

 

□基本理念

1.すべての市民に開かれていること

2.人々を広く引きつける魅力を絶えず生み出すこと

3.効果を広域的に波及させること

4.事業・運営システムを備えること

□施設コンセプト

ひとや文化、情報の「であい」が新たなまちの活力を生み出す市民参加の実験ステージ

市民工房とよなかクリエイトプラザ

□基本目標

1.豊中らしい新たな文化の創造と発信

2.地域の情報受発信能力の向上

3.市民の主体的な活動の支援

4.地域や世代をこえた市民交流の促進

5.にぎわいの創造と広域的な波及

4、           審査の経過と概要

@10月26日 病院跡地・高架下利用計画策定委員会

 病院跡地暫定利用事業者プロポーザル審査会の設置及び審査の進め方を了承

A11月2日 審査会・専門委員打ち合わせ

B11月24日 審査会・専門委員会合(1次審査)

C12月1日 病院跡地・高架下利用計画策定委員会(同審査会)

 一次審査(書類審査)及び二次審査の実施について

一次審査の結果、8社を2次審査対象に決定(2社落選)

D12月14日 プレゼンテーションによる審査(二次審査)と三次審査(専門委員+幹事委員)

バッテティングドーム

ジョイフルガーデン

E12月21日 三次審査(専門委員+幹事委員)

F12月25日 審査会(全体会)

5、            跡地利用の施設概要

借地権を持たせないために建物登記をさせていない。

保証金も取っていない。

借地料は、通常よりも安い:2,227,500円/月額

BATMAN豊中(市立豊中病院跡地暫定利用)

開業は、2000年9月27日で旧市立豊中病院跡地暫定利用計画に基づく、本格利用施設へ生まれ変わるまでの5年限定の暫定施設。用途は、ジョイフルガーデン、バッティングドーム、カフェレストラン サンアンドムーン、麺処 どい。敷地面積:14,362u、延べ床面積:2,243.67u。駐車台数:100台。土地所有は、豊中市。契約相手先は、日商岩井株式会社。運営会社は、株式会社エヌアイ コミュニテイ。

6、            跡地の今後

178月までに更地として返還してもらう。今後は、恒久利用を考えたいが、公共施設の単独利用ではなく、民間企業、大学との連携も模索。PFIの選択も。今は、見極め作業中とのこと。