活動と成果 議員3期目

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3期目 (平成19年~23年)

「障がい」への表記変更

体にハンディを持たれる方にとって「障害者」という漢字には違和感があると聞いていた。そこで、H16年9月議会において、行政が使用する際、本来の文字である「障碍」もしくは、「障がい」と表記すべきと訴えた。

    

その結果、H19年4月より行政が使用する表記、課名の表記は「障がい」と表記するようになった


学校備品(楽器)の早期納入

H18年12月議会において、「学校の音楽備品であり、吹奏楽部の活動備品でもある楽器の納入時期が例年8月で、吹奏楽部の大会、コンクールに間に合わない。6月頃までに納入できないか」と提案した。

    

その結果、H19年度より学校が希望する時期の納入が概ね実現した


「豊田市障害の表記方法の特例を定める条例」の制定

体にハンディを持たれる方にとって「障害者」という漢字には違和感があると聞いていた。そこで、H16年9月議会において、行政が使用する際、本来の文字である「障碍」もしくは、「障がい」と表記すべきと訴えた。

    

その結果、H19年12月議会にて「豊田市障害の表記方法の特例を定める条例」が制定された


豊田厚生病院・病児保育室「ぴよっこ」開設と企業主導型の病児保育室の地域枠確保

H15年6月議会にて、豊田厚生病院への病児保育室整備を提案。その結果、H20年度に病児保育室「ぴよっこ」が開設された。また、地域バランスを考えた施設の設置を働きかけた。

    

その結果、H30年度にトヨタ記念病院で開設された企業主導型の病児保育室「ぴーぽらんど」に社員以外の利用も可能となった。令和4年現在では、1日の定員9人のうち最大4人を地域の子どもの受入れ枠としている


ドライバー教育施設抜きの交通安全教育施設の整備

当初、市がドライバーに対する交通安全教育施設整備構想を持っていた交通公園の新築移転構想に対して、一貫して反対論を主張した。

    

その結果、市は、H20年6月、ドライバー教育施設を断念し、交通安全教育施設を整備した


清潔で快適な学校トイレの整備

H16年12月議会より継続して、臭い、汚い、暗い、壊れているという4K状態の学校トイレの全面的な改修を求めてきた。

    

その結果、H20年度より「清潔で快適なトイレ」をコンセプトに改修が始まり、東山小学校をモデル校として実施され、現在、多くの小中学校でトイレ環境の改善が進んでおり、整備予定か所761か所のうちR3年度末時点では520か所、68.3%の整備が完了。R4年度末には590か所、77.5%の整備完了予定


学校の教室での各種暑さ対策

H19年9月議会より継続して、夏場の暑さが非常に厳しい学校の教室での暑さ対策を求め、議会で何度も取り上げ、具体的な提言をした。

    

その結果、H20年度より「緑のカーテン」が小学校6校、中学校3校で導入され、その後も多くの学校において実施されている。また、新設された藤岡南中学校における「夜間換気の導入」をはじめ、多くの学校において学校環境が向上した


音楽備品(楽器)の整備計画策定と予算増額

H18年12月議会において、中学校の学校部活動の備品、道具が揃っていないことを問題視し、特に吹奏楽部の楽器の整備を求めた。

    

その結果、「楽器の耐用年数は、目安として15年から20年と考えている。古くなり、修繕や調整しても使用できなくなった楽器については更新する。来年度に音楽備品の次期整備計画を策定する」との答弁を得た。その後、一定の予算が付くようになった。H12~19年度は年額120万円だったものが、H20年度で4,550万円。H21~24年度は年額1,200万円に。H25~26年度は年額380万円となった


インターネット公売の実施

H18年9月議会で、インターネット公売の提案をした。

    

その結果、H20年11月より差し押さえ物件等のインターネット公売が始まった。令和4年3月末日(令和3年度末)現在では不動産8件、動産284件という実績


新生児の救急搬送用保育器」導入

H19年6月議会の一般質問にて、新生児の救急搬送時の安全性を確保するために、「新生児の救急搬送用保育器」導入を求めた。

    

その結果、H21年3月より市費においてトヨタ記念病院に配備された。運用を開始した平成21年3月から令和4年9月末日現在まで998件の利用があった。これだけの新生児の命を救ったと言える


超優遇の市職員健康保険組合の是正

あまりに優遇され過ぎていた市職員が加入する健康保険組合(九市健康保険組合)の是正を先輩議員と共に求め、議会で継続的に取り上げた。

    

その結果、段階的に税負担を削減させることができた。そして、H21年12月より他の自治体同様の愛知県都市職員共済組合に移行され、市からの税負担が軽減された


東山体育センター西側階段への手すり設置

東山体育センター西側階段は高齢者等にとっては、通行が不安視されていた。そこで、手すりの設置を提案した。

    

その結果、H22年3月に手すりが設置された


広報とよた発行経費の大幅削減

H20年6月議会で広報とよたの経費の見直しを主張。

    

その結果、H21年度より紙質を下げ、紙面を28ページに固定、カラーページの精査等により、前年度比で約8,200万円の経費が削減された


高額美術品取得予算のカット

H12年度以降、継続的に、予算、決算審査等において、億単位の美術品取得予算を計上していることを指摘してきた。

    

その結果、H21年度は美術品取得予算が全面カットされた。その後は、億単位の高額予算が恒例的に計上されることがなくなった


議会基本条例、議員政治倫理条例の制定

特別委員会の委員として豊田市議会基本条例(H21年5月)、豊田市議会議員政治倫理条例(H22年5月)等を中心になって協議した。

    

その結果、各条例が制定された


議場傍聴席へのモニター設置

傍聴者から質問する議員の顔が見えないという声を受け、議場へのモニター設置を提言した。

    

その結果、H21年6月定例会よりモニターが傍聴席に設置された


各種広告掲載

H20年12月議会で、各種広告掲載の提案を行った。

    

その結果、H21年10月1日に豊田市広告掲載要綱等が施行され、それ以降、多くの媒体で広告掲載が始まった


古瀬間墓園の今後のあり方検討

H20年9月議会で今後の古瀬間墓園を考えるための市民意向調査実施を提案した。

    

その後、H21年度より平成22年度にかけて、市民ニーズを把握するためのアンケートが実施された。納骨堂について、積極的に利用したい人が約17%、ほかに利用できる墓地がなければ利用したい人が36%。合葬墓については、積極的に利用したい人11%、他に利用できる墓所がなければ利用したい人が28%いることがわかり、市は、古瀬間墓園の今後のあり方を検討している


1社が独占していた広報とよたの業者選定の見直し

H20年 6月議会以降、広報とよたの委託業者のあり方を継続的に指摘し続けた。

    

その結果、S24年6月の創刊号以来、1社が独占していた広報とよたの業者選定をH 22 年度に初めて、提案型の競争入札で行い、新たな印刷業者に契約を変更。そして、約3,000万円の経費削減が図られた。その後、H25~30年度は、指名競争入札で、R元年度からは一般競争入札で業者選定を行い、適切な業者選定や地元業者の育成と経費縮減が図れた


1社が独占していた広告付封筒の入札実施

H18年 9月議会において、それまで1社が独占していた広告付封筒の入札実施を提案した。

    

その結果、H22年度契約分より競争入札が実施されるようになった


おいでんバスの路線の拡充

他会派議員と連携しながら、おいでんバスの路線拡充を主張

    

その結果、豊田東環状線等の路線が新設。その後、H22頃から現在まで基幹バス、地域バス、オンデマンドバス等、拡充されている


自転車が安全で通行しやすい道路整備

H12年9月議会以降、「歩行者、自転車が安心して通ることができる、歩道や自転車専用道路の整備」を訴えてきた。

    

その結果、H20年1月に豊田市停車場線(豊田スタジアム以東)において国のモデル事業として県下4地区の1つとして採択された。その後、H22年から24年3月まで自転車道が整備された。また、連続的に3.5m以上ある歩道において、矢羽等の自転車通行帯や専用レーンの整備を進めている


土壌汚染されていた取得用地の返還

旧藤岡町が第2藤岡中学校用地として飯野施業森林組合から取得した深見町岩花801番1などの用地について、土壌が汚染(フェロシルト埋設)されていることが分かり、住民監査請求、住民訴訟を行った。また、代表質問、決算審査等、さまざまな機会において、解決に向けた発言を繰り返した。

    

その結果、H23年3月、売買契約解除に基づく原状回復と瑕疵担保責任に基づき、1億9,700万円余を解決金とし、土壌汚染用地を返還する、和解が成立した


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