12月4日∶一般質問初日。10時から本会議。8名が登壇。私の出番は2番目、11時頃から、児童への体罰案件を受けて30分にわたる質問。
以下、質問と答弁の一部。
【質問】各種マニュアルの有無と教職員への徹底について伺います。 市内全小中特別支援学校内における事件事故、その他、特別な事案が発生した際の対応や、管理職、養護教諭不在時の対応等に関する手引き、マニュアル等は市教育委員会として作成されているのかどうか。あるとした場合、その内容を全教職員がどのように把握、理解しているのか、現状を確認させていただきます。
【答弁】各学校が、地震や火災、風水害等の災害や事故、不審者侵入、熱中症や感染症、情報漏えいなどが起こった場合の対応を規定した危機管理マニュアルを作成しており、管理職や養護教諭の不在等も想定し、定期的に訓練を実施しています。また、職員会議を活用して、教職員がマニュアルの内容を把握し、理解するよう努めています。なお、今回のような不祥事案件に対する具体のマニュアル作成については、想定していませんでした。
【質問】不備マニュアルの整備と共有の徹底について伺います。先の答弁では、危機管理マニュアルが不完全であり、だからこそ、問題が生じたときに適切な対応ができなかったと思われます。本来、マニュアルがなくても対応できるのがベストですが、そうは簡単にはいきません。 そこで、今後、学校現場における各種事案に関して想定されるすべてに対応できる手引き、マニュアルを再整備する必要があると考えます。今後の対応をお聞かせください。
【答弁】事故や事件が起こった際に、学校から市教育委員会に報告等を行う様式はマニュアルに示してありますが、校内での具体的な対応手順等は示していませんでした。そのため、事故等の問題が生じた際の対応手順を追記するなど、今後マニュアルの見直しを進め、各学校で共有していきます。
【岡田意見】今後、事故や不祥事に関するマニュアルの見直しを進めていただけるとのことで、よろしくお願いいたします。また、各学校で共有することはもちろん、全学校横断的な共有もお願いいたします。